夏野菜が終わったらどうしたらいい?秋野菜を植える前にこれをやっておこう

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そろそろ夏野菜が終わりを迎えてきている方もいるのではないでしょうか。

夏が終わると次は秋に植える野菜の準備を始める必要があります。

 

ですが、夏野菜を植えていた土でそのまま秋野菜や冬野菜を植えてしまうと、上手く育たなかったり、病気になりやすくなってしまいます。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

この記事では、夏野菜が終わった後に、やってほしいことをご紹介していきます。

 

 

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夏野菜の苗や根が残っていれば片付ける

 

実がつかなくなり、苗も元気がなくなってきたけど、まだ枯れていない。

こういった夏野菜の苗もまだ残っていると思います。

 

完全に枯れていたら片づける気になるけど、まだ枯れていない苗はまだ実がつくかも、とそのままにしてしまうことが多いんですよね。

 

 

夏野菜の苗は、思いきって引っこ抜いて片づけてしまいましょう。

 

苗をそのまま植えっぱなしにしておくと、連作障害が起きて、元気な野菜が育たなくなり、また病気になります。

夏野菜を植えていた場所は、別の科の野菜を植えると土壌の中の栄養分が均一になり、病気を防ぐことができます。

 

また、夏野菜の根も取り除きましょう。

地中深くの根は、取り除くのが難しい場合はそのままでも大丈夫です。

やがて土の養分になります。

 

「根の取り除き方」

収穫後、根を手で丁寧に引き抜きます。

根が残っている場合は、スコップなどで掘り起こして取り除きます。

土中に残った細かい根は、完全に取り除くのは困難なため、次の栽培前に土壌消毒を行うなど、対策を講じましょう。

 

秋野菜を植える前に土壌消毒と土壌改良を行う

 

野菜作りの基本は土にあります。

土が良くなければ、元気な野菜が育ちません。

夏野菜が終わったら、秋野菜に向けてしっかりと土壌の消毒と土壌改良を行いましょう。

 

やり方を詳しくご紹介していきます。

 

土壌の消毒方法

土壌消毒には、以下の方法があります。

 

太陽消毒: 土を浅く耕し、ビニールシートなどで覆って高温状態にすることで、病害虫や雑草の種子を殺します。

天地返し(土起こし)をして、土の殺菌消毒を行います。

・薬剤消毒: 市販の土壌消毒剤を使用する方法です。

・緑肥: マメ科植物などを栽培し、土中にすき込むことで、土壌の消毒効果と同時に有機物を増やすことができます。

 

冬の間にするべき土壌改良の記事でもお伝えしましたが、天地返し(土起こし)がおすすめです。

まだ日差しが強いので、土を掘り起こしてひっくり返し、太陽光に当てて土の消毒を行うのにぴったりの時期です。

 

1番簡単な土壌消毒は、太陽消毒ですが、石灰などを撒いて消毒するのも定番なやり方です。

 

土壌改良・土壌再生の方法

夏野菜を育てていた土は、夏野菜を育てるためにたくさんの養分を使っています。

なので、今は土に栄養が足りていない状況なので、栄養補給をしてあげます。

その栄養補給が肥料や堆肥です。

肥料や堆肥を施して、土壌改良を行いましょう。

 

  • 肥料: 化成肥料、有機肥料など、栽培する作物に合った肥料を選びましょう。
  • 堆肥: 牛糞堆肥、鶏糞堆肥など、有機物を多く含む堆肥を施すことで、土壌の物理性や化学性を改善できます。

 

肥料・堆肥は、石灰を撒いた後1週間を開けてから撒きます。

石灰によっては、1週間開けずにすぐに肥料を撒ける石灰もあります。

通常の石灰より値段は高めですが、石が多い畑などの土壌改良の効果があり、期間を開けずにすぐに植え付けや、肥料を撒くことができるので、私もよく使っているおすすめの石灰です。

 

 

 

肥料を撒いた後は、しっかりと土と混ぜます。

 

 

 

肥料・堆肥を撒いた後は、2週間開けてから秋野菜を植え付けましょう

夏野菜が終わったら早めにやっておこう

夏野菜の収穫後は、土壌管理が次の野菜の生育に大きく影響します。

夏野菜の根を取り除き、土壌消毒や肥料、堆肥を施すことで、健康な土壌を作り、次の野菜を元気に育てることができます。

 

夏野菜を育てた土は栄養をたくさん使い、栄養不足になっており、疲れている状態です。

夏野菜が終わったら、秋野菜を植え付ける前に、土壌消毒・土壌改良を行っておくと、また元気で美味しい野菜が育ってくれます。

 

秋は、まだ日中は残暑が厳しく、日差しが強い時期が続くので、太陽光を使った土壌改良がおすすめです。

土を掘り起こし、ひっくり返して太陽光に当てるだけで、病原菌や害虫が死滅します。

もう少し手間をかけるなら、ビニールを被せるとビニールの中が高温になり、さらに日光で土壌が消毒されます。

 

 

1週間くらいは太陽光に当てて消毒をしておきたいですね

 

 

 

消毒が終わったら、石灰を撒いて1週間置き、それから肥料を撒いて2週間置きます。

その後に秋野菜の植え付けができます。

石灰を撒いてすぐに肥料を撒け、土壌改良効果も高い有機石灰がおすすめです。

 

 

 

いかがでしたか?

秋野菜を植える前にやっておいた方がいいことをご紹介しましたが、手間はそこまでかかりませんが、時間が必要になります。

夏野菜が終わりを迎えた頃から、早めに準備をして土壌消毒・土壌改良を行っておきましょう。

 

少し手間と時間が掛かりますが、こうすることで美味しい秋野菜が楽しめますよ!

 

土に撒くだけで、土壌が蘇る!

こちらもおすすめ。

これも期間を置かずに次の野菜を植えることができるので、時間を短縮したい&手間を省きたい方におすすめです。

 

 
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