インゲンは初めてでも簡単に育てられる野菜です。
インゲンには、つるがあるインゲンとつるなしインゲンがあります。
つるなしインゲンは支柱を立ててネットを張ってつるを誘引するという手間が必要ないため、とても楽です。
栽培期間も短く、時期をずらせば何度か収穫できます。
初めてインゲンを育てる場合は、つるなしインゲンから挑戦してみるのもいいかもしれません。
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この記事では、
- つるなしインゲンの育て方
- 育て方のコツ
をご紹介します。
栽培時期
インゲンは種からでも十分に育てられる野菜です。
ぜひ、種から育ててみて下さい。
栽培時期は種が入っている袋の裏にも書いてあります。
品種や地域によって栽培時期が異なるので、事前にチェックして下さいね!
- 種蒔き時期:4月~6月
- 収穫時期:6月~9月
インゲンは寒さに弱いので、低温時期は育たなくなってしまいます。
種を植える時期は、暖かくなってきてから植えるようにしましょう。
栽培期間が短いので、全部の種を撒くのではなく、時期をずらして蒔いておけば、長い期間楽しむこともできます。
つるなしインゲンの育て方
今回この記事でご紹介するのは、つるなしインゲンです。
ですが、途中まではつるありインゲンと同じ育て方になります。
違いは、つるがないので、支柱立てとネットがいらない点です
種蒔き
種蒔きの前に畑の準備をしておきます。
【注意】
インゲンは連作障害が出る野菜なので、インゲンと同じマメ科(インゲン、枝豆、えんどう豆、そらまめ等)を栽培していない場所で育てるようにしましょう!
「畑の準備」
種を蒔く2週間前までに苦土石灰を散布して耕しておきます。
苦土石灰は下記のリンクから購入できます ↓ ↓ ↓
1週間前までには堆肥と化成肥料を施して耕し、畝を作ります。
水はけの悪い畑では畝の高さは20~25cmくらいにしておきます。
「種蒔き」
準備した畝に穴を掘っておきます。
穴の深さは指の関節1つ分くらいです。
畝の幅がある場合は2列。幅がない場合は1列で、25cmくらいの間隔を開けて、種を蒔いていきます。
1つの穴に種は4粒くらいが目安です。
種を蒔いたら、土を被せて終わりです。
収穫までにやった方がいいこと
種を蒔いてから10日ぐらい経つと芽が出てきます。
これが10日くらい経った頃のつるなしインゲンです。
25日くらい経った頃のつるなしインゲン
だいぶ大きくなってきました。
野菜は大きく成長させるために間引きを行います。
しかし、つるなしインゲンは1か所に4株くらいであれば間引かなくても十分成長します。
ただ、生育の悪いものは取り除いた方がいいです。
種蒔きから2か月経つともうこんなに成長してます。
花が咲き始めたら追肥をしてあげましょう。
6月~7月頃はカメムシなどの害虫が発生する時期でもあります。
防虫トンネルなどで害虫対策を行って下さい。
つるなしインゲンは基本的にあまり手が掛からず、家庭菜園初心者さんでも育てやすいです。
収穫できるまでにやっておいた方がいい手入れなどをまとめておきます。
- 間引き:生育の悪いものや病気になっているものは取り除く
- 追肥:花が咲き始める頃に、追肥を行う
- 害虫対策:虫の除去・防虫トンネルなどを使って虫除けをする
- 草むしり:栄養が草にいってしまうので、つるなしインゲンの周りの草は取り除きます。
収穫
さあ、いよいよ収穫です!
実が大きくなってきた頃が収穫時期です。
収穫時期を迎えるとたくさんの実がなります。
ハサミなどで蔓と莢を繋ぐ部分を切って収穫します。
たくさん収穫できます!
いかがでしたか?
つるなしインゲンは、あまり手間をかけず簡単に育てることができます。
支柱やネットを立てる必要もないので楽です。
初めての野菜作りには育てやすい野菜ですので、ぜひ挑戦してみて下さいね。
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