春の訪れを告げる野菜といえば、やはりグリーンピースですよね。
最近ではスーパーでも年中販売されていますが、グリーンピースの旬は春です。
豆ごはんにするとおいしいですよね。
いざ、収穫したグリーンピースの鞘を向いて豆ごはんにしようとした時、グリーンピースから芽が出てました。
この芽が出ているグリーンピースは食べても大丈夫なのでしょうか?
そこで今回は、
- グリーンピースの芽が出てしまった場合、食べても大丈夫なのか
- 植え付けの時季が外れていても、芽が出たグリーンピースを植えたら育つのか
について、詳しくご紹介します。
芽が出たグリーンピースも食べられる
じゃがいもなどは、芽が出るとその芽が出た部分はそぎ取った方がいいと聞きますよね。
じゃがいもの芽には有毒性があるからです。
ですが、グリーンピースにはそういった有毒性がないので食べても大丈夫です!
ただし、以下のような点に注意が必要です。
- 苦味: 芽には苦味があります。そのまま食べると苦いので、調理してから食べることをおすすめします。
- 栄養価: 芽は成長初期の段階なので、実と比べると栄養価が低いです。
- 安全性: スーパーで買ったグリーンピースの場合は農薬が使用されている可能性があります。食べる前にしっかりと水洗いしましょう。
芽が出ていないグリーンピースに比べて、味は芽が出ている方が少し劣るものの、問題なく美味しく食べられます。
私はもう気にせずしっかり水洗いをして調理して食べてます。
美味しいですよ!
芽が出てるから捨ててた・・・という方がいたら、捨てずにしっかり洗って、調理して食べて下さいね。
個人的おすすめのレシピは、
- 豆ごはん
- 卵と一緒に傷める
です。
どれも簡単にできるのでおすすめです。
芽が出てるグリーンピースでももちろん美味しく食べれるので、色んな料理に使って食べましょう。
芽が出たグリーンピースを植えたら育つ
芽が出たグリーンピースを植えたらそのまま成長して、また実をつけてくれます。
時期にもよると思いますが、グリーンピースの栽培はそんなに難しくないので、野菜を育てるのが初めてでも挑戦しやすいので、芽が出てたらぜひ育ててみて下さい。
グリーンピースの栽培時期と栽培のポイント
グリーンピースは、一般的に秋まきと春まきの2つの栽培方法があります。
秋まき
- 播種時期:10月下旬~11月中旬
- 収穫時期:翌年の4月下旬~5月中旬
ポイント
寒さに強い幼苗で冬越しさせるため、適期に種を蒔くことが重要です。
暖かい地方では、12月上旬まで種蒔きを遅らせることもできます。
春まき
- 播種時期:3月下旬~4月上旬
- 収穫時期:5月下旬~6月中旬
ポイント
秋まきより収穫時期が遅くなりますが、温暖な地域では栽培可能です。
寒冷地では、春まきが難しい場合もあるので、秋まきのほうがおすすめです。
プランターでも栽培が可能
グリーンピースはプランターでも栽培が可能です。
生長に合わせて大きめのプランターに植え替え、摘芯が必要ですが、室内やベランダに置いておけば、お手入れも簡単にできるのでプランター栽培もおすすめです。
- 室内での育成
まだ寒さが残る時季の場合は、室内でグリーンピースの苗を育てましょう。
日当たりの良い場所に置き、適度に水を与えてください。
気温が暖かくなってきたら、屋外に移植します。
- 植え替え
すでに暖かい時期であれば、苗を植え替えます。
ただし、根を傷つけないように注意しながら植え替えましょう。
大きくなっていくので、苗の大きさに合わせてプランターの大きさも変えていきましょう。
- 摘芯
苗が大きくなってきたら、摘芯をして脇芽の成長を促しましょう。
こうすることで、より多くの実を収穫することができます。
芽が出たグリーンピースを畑で栽培する方法
- 種まき
3cmほどの間隔で種を蒔きます。
育苗ポットに種を蒔き、ある程度芽が伸びて生長してから畑に植え替えるのもおすすめ。
豆を鳥が食べてしまうことがあるので、ネットや不織布を被せておくと被害を防止することができますよ。
- 水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
- 追肥
苗が大きくなってきたら、月に1~2回のペースで追肥を行います。
- 支柱立て
苗が大きくなってきたら、支柱を立てて支えます。
蔓が伸びるので、支柱の間にネットを張ってあげましょう。
- 収穫
さやが膨らんで緑色になったら、収穫します。
さやがパンパンに膨らんだら収穫時です。
さやに少しシワができている頃がちょうどいいですよ。
グリーンピースを栽培する際の注意点
連作障害
グリーンピースは連作障害を起こしやすいので、同じ場所で続けて栽培しないようにしましょう。
3~4年あけてから栽培するのがおすすめです。
酸性土壌
グリーンピースは酸性土壌を嫌います。
酸性土壌の場合は、石灰を施して中和しましょう。
アブラムシ
グリーンピースはアブラムシなどの害虫被害を受けやすいので、防虫ネットなどを利用して予防しましょう。
うどんこ病
グリーンピースはうどんこ病などの病気にもかかりやすいので、風通しの良い場所で栽培し、葉が濡れないように注意しましょう。
芽が出たグリーンピースを季節外れの時期に植えたらどうなるのか
芽が出たグリーンピースを発見したのは、6月の初旬でした。
去年の11月頃に種を蒔いたので、収穫はだいたい5月までですが、まだ収穫できたので、6月に収穫したグリーンピースです。
さやを剝いていると、グリーンピースから芽が出ていました。
6月なので、種を蒔く時期は過ぎています。
芽が出ていても食べられるので、食べた物もあるのですが、一部実験として育苗ポットで育ててみることにしました。
少しするとどんどん芽が大きくなってきて、蔓が伸びてきました。
ここまでくると植え替えた方がいいのと支柱が必要と判断し、畑に植え替えました。
きゅうりの隣に植え替えました。
きゅうりと豆科の野菜は一緒に育てても大丈夫ですよ
さて、梅雨の時期であり、これからどんどん熱くなる季節に入ってきます。
これからどうなることか。
実験は始まったばかりなので経過はまたお伝えします。
私と同じように芽が出たグリーンピースを植えた方が何人かいたので、参考に。
種蒔きの時期がずれていても収穫できたという方がいました。
なので、季節外れでも上手く育てられれば収穫できるということですね。
季節外れに芽が出たグリーンピースを育てる場合の注意点です。
- 気温: グリーンピースは涼しい気候を好みます。夏に栽培する場合は、日陰を選んだり、寒冷紗で遮光したりする必要があります。
- 病害虫: 夏は病害虫が発生しやすいので、予防対策をしっかりしましょう。
- 収穫量: 植え付け時季に栽培した場合と比べると、収穫量が少なくなる可能性があります。
この注意点を参考に私のグリーンピースも育ててみようと思います。
7月中旬。
植え付けたグルーピースを見てみると、蔓が伸びてきてはいますが、やはり暑さと雨が多いため、蔓が細く、元気があまりありません。
枯れてしまった苗もありました。
季節外れにグリーンピースを育てるのはなかなか難しいようです。
プランターで育てた方がいいかもしれませんね。
また経過を追記していきます。
芽が出たグリーンピースは食べれるし、植えればまた収穫できる
グリーンピースを食べようと思っていたら、芽が出ていた。
これ食べれるの?
と疑問に思っている方が多いと思います。
グリーンピースは芽が出ていても食べれるので、安心して下さい。
じゃあ、植えたらどうなるのか?
私は一部芽が出たグリーンピースを育苗ポットに植えて育ててみましたが、どんどん生長していきました。
今は畑に植え替えして育てています。
ただ、私の場合はグリーンピースを育てるには時期外れのため、上手く育つか分かりません。
時期によっては、芽が出たグリーンピースを植えるとそのまま生長し、また収穫できます。
実際に植えて収穫したという方も結構おられました。
季節外れでも上手く育てれば、またグリーンピースを収穫できるようです。
今、実際に試して育てているので季節外れの場合はどうなるのか、また更新しますね。
6月の初旬に芽が出たグリーンピースを植え、6月中旬に畑に植え替えたので、どうなりますかね。
7月中旬。
蔓が伸びてきました。
しかし、暑さと雨のため元気がなく、枯れてしまった苗も。
花が咲き始めた苗もあります。
このままどうなるか様子をみてみます。
季節外れに育てるグリーンピースは、なかなか難しいです。
畑よりもプランターの方が成功率が高いのかもと思い始めました。
またどうなったか更新しますね。