冬瓜は比較的育てやすい野菜です。
家庭菜園が初めての方でも種から育てられる野菜なので、たくさん収穫できることもあります。
ですが、たくさん収穫できるのは嬉しいけど、食べきれなかったり、レシピのレパートリーが少ないと持て余してしまいますよね。
冬瓜の代表的な料理はやはり冬瓜のスープでしょうか。
丸々1個使って煮込み、とろみをつけるととても美味しいので、大好きな料理の1つです。
でも、スープばかりじゃ飽きちゃうのよね・・・。
他に冬瓜を使った料理方法ないかしら・・・。
いくら冬瓜スープが美味しくても、そればかりじゃ飽きちゃいますよね。
買うのとは違って、冬瓜が収穫できるのはだいたい同じ時期になってしまい、持て余してしまいます。
今は便利な世の中で、「冬瓜」「レシピ」と検索するとスープ以外にもたくさん冬瓜を使ったレシピが出てきます。
冬瓜を作るまでは冬瓜スープ以外に、冬瓜を使ったレシピを知らなかったんですが、結構色々使い道があるんですよ。
今回は、冬瓜スープ以外のレシピで、作ってみて美味しかったレシピを1つ紹介します。
このレシピは白菜を使うイメージが強かったんですが、冬瓜を使ってもとても美味しかったので、とてもおすすめですよ!
冬瓜スープ以外の冬瓜を使った料理。冬瓜の八宝菜
これ本当に美味しかった!
八宝菜と聞くと、白菜を使って作るイメージがあると思います。
白菜の代わりに冬瓜を使うのですが、これがとても美味しい。
冬瓜以外にもピーマンや人参も入っているので、野菜がいっぱい摂れて体にも良さそう。
このレシピは、クラシル「冬瓜の八宝菜」のレシピを参考にさせてもらいました。
冬瓜の八宝菜の材料(2人前)
- 冬瓜200g
- 豚バラ肉100g
- ピーマン2個
- チンゲン菜1株
- しめじ1/2株
- にんじん1/3本
- うずら卵の水煮4個
- (A)水100ml
- (A)鶏ガラスープの素大さじ1
- (A)しょうゆ大さじ1/2
- (A)酒大さじ1/2
- (A)砂糖小さじ1
- (A)塩こしょう少々
- ごま油大さじ2
- 水溶き片栗粉大さじ2
- 白いりごま少々
クラシル「冬瓜の八宝菜」より引用
作り方も載っています。
参考にさせてもらいながら作りましたが、材料は家にある物だけで作りました。
使った材料
- 獲れた冬瓜丸々1個
- 豚バラ肉(余っていた3枚肉4枚ほど)
- 収穫したピーマン:小さいのを5,6個
- にんじん:小さめのを1本
- かまぼこ:余ってたやつ(1/3個くらい)
出汁の材料は同じものを2倍にして使いました。
うずら卵やしめじ、チンゲン菜はなかったので、使わなかったです。
それでも十分美味しくできたので、冬瓜とちょっと味を付けるために肉があれば、あとは冷蔵庫の残り物でも十分に美味しくできます。
実際、冷蔵庫の残り物ばかり使いました。
作り方
作り方もクラシル「冬瓜の八宝菜」に載っているので、参考にしながら作りました。
料理時間30分と書かれてありましたが、これは冬瓜の熟れ具合によると思います。
冬瓜を切った時の感触で、少し硬めだったので、柔らかくなるまで40~50分くらいは火を通してます。
歯ごたえがある方が好きな方は30分くらいでいいと思います。
1.出汁を作っておく
材料の(A)と書かれているもの(水、鶏ガラスープの素、酒、しょうゆ、砂糖、塩コショウ)をボウルに入れて混ぜ合わせておきます。
これはレシピ通りに作りましたが、「八宝菜の素」があれば、「八宝菜の素」を使った方が簡単で早いです。
家になかったので、レシピを参考に出汁を作りました。
2.野菜を切る
まずは冬瓜から切ります。
半分に切って、さらに半分に切っていきます。
種のある部分を切って、皮を厚く切り落とします。
皮は堅いので、思いきって分厚く切っちゃいましょう。
冬瓜を切ると中から種が出てくると思います。
この種、捨てずに取って、来年の種蒔きの時期まで保管しておきましょう。
冬瓜から取った種を蒔くと、また冬瓜が収穫できます。
次は、ピーマンを切ります。
収穫したピーマンの中から、5,6個選んで切ります。
ヘタを切り落とし、中の種を取り除きます。
縦に切っていきます。
こんな感じ。
次は冷蔵庫に残っていた人参。
皮を剥いて、斬りやすい大きさに切って、いきます。
いちょう切り?というのかな。
切り方は正直あまり気にせずに切ってます。
これで野菜の準備は完了です。
かまぼこも切っておきます。
3.豚肉も切る
4.焼く
フライパンは底がある程度ある大きいフライパンを使うと楽です。
フライパンにごま油を入れて熱します。
ちなみに使ったごま油はこれ。ごま油なら何でもいいです。
家にある物を使いましょう。
ごま油がなかったら、サラダ油でもいいと思います。
風味がごま油を使う方が良いですが、家にある物で!
まずは、豚肉から炒めます。
豚肉がちょっとしか余ってなかったので、寂しいことになってますが、その代わり、野菜たっぷりなので、よしとしましょう。
豚肉が焼けたら、野菜を投入。
冬瓜を丸々1個使っただけあって一気にボリュームが出てきましたね。
他の野菜とかまぼこも投入。
全部投入したら、フライパンから溢れそうなくらいになってます。
深さのある大きいフライパンを使った方がいいという理由がこれです。
時間をかけて炒めていきます。
このボリュームのある野菜も、火が通るにつれ、だんだん萎んでいくのが不思議ですよね。
だいぶ萎びてきましたが、冬瓜がまだ固そうなので、まだまだ火を通していきます。
冬瓜に爪楊枝を刺してみて、スッと通るくらいになったら頃合いです。
これは完全に個人の好みによるので、様子を見ながら火を通していって下さい。
私は柔らかめが好きなので、野菜を投入して40~50分くらい炒めました。
収穫した冬瓜がまだ固めだったのか、火が通りにくかったんです。
5.作っておいた出汁を投入
1で作っておいた出汁をフライパンに投入します。
途中混ぜ合わせながら、入れていきます。
入れ終わったら、野菜全部に混ざるように混ぜます。
少し煮て、野菜に味を染み込ませます。
煮込んでいる間に、水溶き片栗粉を作ります。
とろみ付けです。
とろみをたっぷり付けたい場合は、気持ち多めに。
作った水溶き片栗粉をフライパンに入れていきます。
ちょっとずつ、混ぜながら入れていきます。
入れ終わったら混ぜます。
とろみが付いてきたら完成!
出来上がりました!
作って食べてみた感想
八宝菜は白菜のイメージがありましたが、冬瓜にもとても合っていました。
炒めるだけでいいので簡単に作れます。
苦労するのは、冬瓜を切る作業。
冬瓜ってなかなか切るのが難しいですよね。
収穫時期を迎えた冬瓜は、包丁が入りやすいです。
今回収穫した冬瓜は固くて、半分に切るのがなかなか難しかったので、収穫はもう少し待った方が良かったのかな、と思いましたが、あとはすんなり切れたので、早過ぎたわけではなかったようです。
冬瓜の収穫の目安は、冬瓜の産毛が少なくなり、全体的に白っぽい粉がついてからです。
圧力鍋を使ったり、八宝菜の素があれば、もっと簡単に、時間もかからずに作れたと思います。
ご飯も進む冬瓜の八宝菜、とてもおすすめです。
冬瓜が獲れ過ぎて、困っているなら、この冬瓜の八宝菜も試してみて。
今回参考にさせてもらったレシピは、クラシルというサイトでした。
他にも色んなレシピが載っているので、