初めてでもできる!じゃがいもの栽培方法・育て方のコツ【収穫編】【保管方法】

じゃがいも

本ページにはアフィリエイト広告が含まれています

初めてでもできる!じゃがいもの栽培方法・育て方のコツ

いよいよ最後です。

この記事では、

じゃがいもの

  1. 収穫時期
  2. 収穫のコツ
  3. 収穫方法
  4. 保管方法
  5. 収穫したじゃがいもを種芋に使えるか?

の5点を書いています。

 


スポンサーリンク

春じゃがいもの収穫時期

春じゃがいもの収穫時期は地域や品種によって異なってきますが、一般的には5月~7月頃です。

植え付けた時期からも前後しますが、梅雨に入る前には収穫した方が良いでしょう。

また、じゃがいもの葉の状態から適期を目安にすることもできます。

花が咲き終わり、こんな感じに葉がだらんと垂れ下がり、黄色くなって枯れてきた頃が収穫の目安です!

 

じゃがいもの収穫のコツ

  • 晴天が続いて土が乾いている日に収穫

じゃがいもは雨の日や雨上がりに収穫してしまうと芋が腐りやすくなってしまいます。梅雨に入る前に収穫した方がいいのは、晴れが続く日が少なくなってしまい、適期を逃してしまうのと、じゃがいもが傷みやすくなってしまうからです。

晴れの天気が2、3日続いた後に収穫するようにしましょう。

  • 収穫は午前がいい

収穫したじゃがいもはすぐには箱に入れず、表面を乾かしてから保管します。

収穫を始めたのが遅い時間になると、乾燥に時間がかかり、十分乾ききっていない状態で保管することになり、せっかくのじゃがいもが傷みやすくなります。


じゃがいもの収穫方法

では、収穫していきましょう。

葉の状態を確認して収穫していきます。

土も十分乾いています。

株元の周りをスコップなどで優しく土を掘り下げます。

あまり強く掘ってしまうと、スコップがじゃがいもを突き刺してしまい、じゃがいもを傷つけてしまうことがあるので、気をつけながら優しく掘りましょう。

じゃがいもが見えてきました。

手で簡単に取れるので、手で回りの土を掻き分けながらじゃがいもを取っていきます。

じゃがいもの茎の根本を持って、少しずつ引き抜いても上手く取れます。

根についたじゃがいもを取って、後は引き抜いた後の土の周りを掘って土の中からじゃがいもを探して下さい。

こんなところにも!

宝探しをしているようで、ワクワクします。

収穫完了です。

収穫したじゃがいもはすぐに箱などに入れず、半日ほど天日干しします。

長時間日に当てるのはダメです!

長時間日に当ててしまうと、水分が飛んでしまってシワシワになり、色が変化してしまいます。食べると食中毒を起こしてしまうことがあるので注意です。

 


じゃがいもの保管方法

表面が乾いて土がさらっと落ちるまでになったら、取り込みます。

新聞紙を敷いた段ボール箱などに入れて、風通しのよい冷暗所で保管します。

光が当たらないように注意しましょう。

 


収穫したじゃがいもは種芋に使えるか?

自分で育てて収穫したじゃがいもを種芋として使うことはできなくはないです。

ただし、それなりのリスクがあることを知っておきましょう。

収穫したじゃがいもを種芋として使うのは基本的によくないと言われています。

収穫したじゃがいもが病気の原因となるウイルスや細菌に感染していたり、害虫が付着していたりすることがあり、種芋を介して次のじゃがいもがそれを受け継いでしまう可能性があるからです。

人体に影響のない細菌でもじゃがいもにとっては病原菌で、発育が悪くなったり、またその畑から他のじゃがいもや野菜にまで病原菌を感染・拡大させてしまう可能性があります。

種芋として販売されているじゃがいもは、法律によって検査が義務付けられており、検査に合格したものだけが販売されています。

試しに、収穫したじゃがいもをずっと保管しておいて、種芋として使ったことがあります。

きちんと芽が出て、何の問題もなく収穫までいきました。

ですが、やはりいつもに比べてじゃがいもの発育が悪く、中には病気に掛かっていると思われるじゃがいももありました。

種芋代を浮かそうと思ったのですが、元気で健康なじゃがいもを育てるには、やはり販売されている種芋を使った方がいいですね。

 

 

スポンサーリンク
じゃがいも
杏をフォローする
タイトルとURLをコピーしました