オクラの後に植えるべき野菜とは?家庭菜園初心者にもおすすめの後作選び

お悩み・疑問

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オクラを収穫し終えた後、次に何を植えるべきか悩む方も多いでしょう。

後作(後に植える作物)を適切に選ぶことで、土壌の健康を保ち、次の作物の成長を促進することができます。

特に家庭菜園では、栄養バランスや連作障害に気をつけることが成功の鍵です。

 

この記事では、オクラの後に植えるべき野菜や、植えてはいけない野菜について詳しく解説します。

特に家庭菜園初心者にも育てやすい野菜をおすすめしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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オクラの後作に最もおすすめなのは玉ねぎ

 

オクラは根を深く張り、土壌の栄養を大量に消費する作物です。

また、連作障害を起こす野菜なので、オクラと同じアオイ科の野菜を続けて植えないようにしましょう。

 

オクラの後に植えてもいい野菜を3つあげました。

どの野菜も家庭菜園初心者でも育てやすい野菜となっています。

 

1.スナップエンドウ

 

 

スナップエンドウは、マメ科の作物で、オクラとは異なる科に属しています。

マメ科の植物は根に共生する菌により窒素を固定する特性があり、土壌に有機質を供給しながら育つため、オクラで消耗した土壌の回復にも役立ちます。

10月~11月頃に種蒔きをし、冬を越して、4月頃に収穫となります。

 

春にはたくさんのスナップエンドウが収穫できます。

育てる手間もほとんどかからず、マメ科の特長として自分で肥料を作るので、オクラの後の痩せた土壌でもよく育ちます。

 

 

 

 

2.ニンニク

 

 

ニンニクはヒガンバナ科の作物で、深く根を張らないため、オクラの後に植えても土壌の負担が少ないのが特徴です。

また、ニンニクは病害虫に強く、育てやすい作物です。

秋に植えて翌春に収穫できるため、冬場の家庭菜園でも活躍します。

 

 

最近は温暖化の影響で植え付け時期がズレてきています。

オクラはだいたい10月頃に終わるのですが、ニンニクも10月に植え付けが最適と言われています。

ですが、10月もまだ気温が高い日が続き、ニンニクは25度以下でないと芽が出ないので、11月に植えても間に合うので、オクラの後作としてもちょうどいい野菜です。

 

 

 

 

3. 玉ねぎ(最もおすすめ!

オクラの後作として特におすすめなのは玉ねぎです。

玉ねぎはヒガンバナ科の作物で、オクラの後に非常に適しています。

 

 

 

 

 

玉ねぎをおすすめする理由

  1. 土壌の回復に役立つ:玉ねぎは比較的浅く根を張り、オクラで消耗した土壌に負担をかけません。また、窒素をそれほど多く必要としないため、土壌の栄養バランスを保ちながら育てることができます。
  2. 栽培が簡単:玉ねぎは寒さにも強く、秋に植えて冬の間も成長し続け、翌春から初夏にかけて収穫できます。初心者でも管理が簡単で、気温が低い時期でも手軽に育てられます。
  3. 家庭菜園における利便性:玉ねぎは家庭で使い勝手が良い食材で、保存も利くため、家庭菜園で栽培する価値が高い作物です。料理のベースとしても活躍し、長期間保存できるので、収穫後も楽しむことができます。

 

 

玉ねぎの植え付け時期は11月です。

苗を購入して植え付けます。

私も初めて玉ねぎを栽培してから、今まで1度も失敗したことがないので、とても育てやすい野菜なので、おすすめですよ。

 

オクラが終わってから植え付けができるので、時期的にもちょうどいいんです。

 

 

 

オクラと同じアオイ科と根菜類はオクラの後に植えてはいけない

 

オクラは連作障害を起こすので、オクラと同じアオイ科(モロヘイヤなど)の野菜は植えてはいけません。

また、大根や人参などの根菜野菜もオクラの後に植えない方がいいです。

 

「オクラの後に植えてはいけない野菜」

1.同じアオイ科の植物(ハイビスカス、モロヘイヤなど)

オクラと同じアオイ科の作物は、連作障害を引き起こす可能性が非常に高いため、避けるべきです。

アオイ科の植物は、同じ病害虫を共有することが多く、オクラを育てた後の土壌には、その病害虫が残っていることが考えられます。

これにより、新たに植えた作物が病気にかかりやすくなります。

 

2. 大根などの根菜類

大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類は、オクラの後作としては避けた方が良い作物です。これらの根菜類は、オクラと同じように土壌の深い部分を利用するため、オクラが使用した後の土壌の深部がすでに栄養不足になっている場合、十分に成長できない可能性があります。

さらに、オクラを育てた後の土壌には**ネコブセンチュウ**という病害虫が潜んでいる可能性があります。ネコブセンチュウは、根に瘤(こぶ)を作り、根の機能を低下させる害虫で、特に根菜類に深刻な被害をもたらします。

このため、大根などの根菜類をオクラの後に植えると、ネコブセンチュウの被害により、根が十分に成長せず、収穫量が大幅に減少するリスクがあります。

 

 

まとめ

オクラの後作を選ぶ際には、連作障害や土壌の栄養バランスを考慮し、異なる科の野菜や根の張り方が異なる作物を選ぶことが重要です。

オクラの後にスナップエンドウやニンニクを植えるのは理想的ですが、中でも特に玉ねぎが最もおすすめです。

玉ねぎは育てやすく、土壌の健康を保ちながら栽培でき、収穫後も長期保存が可能です。

 

 

 

一方、オクラの後に同じアオイ科や大根などの根菜類を植えるのは避けるべきです。

これらの作物は連作障害やネコブセンチュウによる被害のリスクを引き起こしやすく、作物の成長に悪影響を与える可能性があります。

 

次回の家庭菜園に向けて、オクラの後作選びをしっかり考慮し、美味しい野菜を育てましょう。

 

この記事が参考になると嬉しいです。

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