随分寒くなってきました。
そろそろ秋のじゃがいもの収穫が始まる時季です。
里芋や山芋もそろそろですね。
特にじゃがいもは霜が降る前に収穫してしまいましょう。
芋が水分を含んで、せっかく育てたじゃがいもが腐ってしまいます。
さて、収穫を迎える11月ですが、もう寒くなってきたので、今から育てられる野菜はない、と思っていませんか?
大丈夫。今からでも植えられる野菜はあります!
家庭菜園初心者でも育てやすい野菜もあるので、参考にして下さい。
11月から植えても育つ野菜6つ。初心者でも育てやすい!
11月に植えてもまだ間に合う、十分に育つ野菜を6つご紹介します。
- 大根(だいこん): 寒冷な気候に適しており、11月に植えても十分に育つことができます。
- ほうれん草(ほうれんそう): 寒冷耐性があり、冬に向けて収穫できることがあります。
- ニンジン: 寒冷地域で冬に収穫できる野菜の一つです。
- キャベツ: 寒冷地域では冬キャベツが育ちやすく、11月に植えても十分に成長します。
- チンゲンサイ: 寒冷な地域で人気があり、冬季にも栽培できます。
- レタス: 一部の品種は寒冷地域でも冬季に栽培可能です。
どの野菜も寒さに強く、冬に栽培されることが多い野菜です。
特に大根は鍋などに使われえることが多く、冬を代表する冬野菜ですね。
これら6つの野菜は家庭菜園初心者でも育てやすい野菜です。
種から育てられる野菜
11月から植えても育てられる野菜6つの中で、さらに種からでもまだ間に合う野菜があります。
ただ、11月に今から種を植えても、気温や日照時間などの条件によっては、発芽や成長に影響があるるので、発芽しなかったり、大きくならなかったりすることもあります。
ですが、以下にあげた野菜は、寒冷地域で冬季にも栽培が可能で、種を直播(直接地面にまく)しても十分に成長します。
住んでいる地域の気象条件にもよりますが、以下の野菜は種を11月に植えても育てることができる野菜です。
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大根(だいこん): 比較的早く発芽し、冬季にも収穫できます。
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ほうれん草(ほうれんそう): 寒冷耐性があるため、冬季にも栽培可能です。
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チンゲンサイ: 寒冷地域向けに育てられる品種があり、11月に植えても大丈夫な場合があります。
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ニンジン: 適した品種であれば、11月に種をまいても収穫できることがあります。
寒冷地域では種まきの前に土の温度を確認し、必要に応じて防寒対策を施すと育ちやすいです。
特に大根は、苗からよりも種から育てる代表野菜です。
私もいつも大根は種から育てていますが、毎年立派に成長してくれますよ!
種から育てるべきか、苗から育てた方がいいのか
種から育てるか、苗を買って育てるかは、個々の好みや状況によります。
初めての方は苗から育てる方が成功しやすいので、苗からをおすすめしますが、大根のように種からでも十分育てられる野菜もあります。
それぞれのメリットとデメリットを解説しておきます。
種から育てる場合のメリット・デメリット
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メリット
- 種は比較的低コストで手に入る。
- 自分で種から育てることで、育てる過程を楽しめ、発芽をしやすくさせる方法など野菜を育てる過程の理解を深めることができる。
- 多くの種が入っているパケットを購入でき、複数の植物を育てることができる。
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デメリット
- 発芽までの時間がかかる場合がある。
- 発芽率にばらつきがあり、発芽しないこともある。
- 種まきのタイミングや種を植える深さ、間隔に注意が必要。
種から育てる場合の最大のメリットは、やはりコストです。
100均でも種を売っていることが多く、苗よりも安く手に入れることができます。
ただ、発芽しない場合もあるので、種からなかなか育たないこともあり、失敗するリスクも高いです。
苗を買って育てる場合
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メリット
- 植物が既に発芽しているため、成長が早く、収穫までの時間が短縮される。
- 品種や種類を選ぶことができ、失敗リスクが低い。
- 園芸店や農産物直売所で手軽に入手できる。
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デメリット
- コストが種よりも高い。
- 自分で育てる楽しみや学びが減る。
- 苗を買って育てても、枯れるなど失敗することはある。
失敗のリスクが少ないのは苗から育てる方です。
ある程度育っているので、初心者でも成功しやすいです。
ただ、苗を買う方がコストが高く、タイミングを逃してしまうと、近くの園芸店などでは既に苗が売り切れてしまうこともあります。
家庭菜園を始めたばかりの頃は、苗を買って育てることから始めました。
ただ、それでも枯れてしまうこともあり、苗から買って育てる場合でも失敗はあります。
最近は種から育てることが多くなりましたが、苗から育てるよりも種から育てる方が難しいと感じます。
大根のように初心者でも種から十分に育てられる野菜もあります。
先ほど「11月からでも種から育てらる野菜」のところで紹介した野菜は、初心者でも種から育てらるので、使い分けをしてみてもいいと思います。