4月に野菜を植える準備ができなかった・・・。
まだ、大丈夫!
夏野菜を植える時期は、5月までがピークとなります。
ゴールデンウイークなどの連休を利用して、5月に植えられる野菜を植えて育ててみましょう。
この記事では、
家庭菜園初心者でも育てやすい野菜で5月から植えて育てられる野菜
を詳しくお伝えしていきます。
5月に植えられる初心者にもおすすめ野菜6選
5月に植えられる野菜の内、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜を6つご紹介します。
- ミニトマト
- かぼちゃ
- オクラ
- トウモロコシ
- シソ
- さつま芋
この6つがとても育てやすいのでおすすめです。
特にシソは、1度畑で育てると次シーズンに勝手に生えてくるので、わざわざ種を買って植えることはもうしていないです。
シソの種が地面に落ちて、シソの時期になると芽が出てくるので、シソはとてもおすすめですよ!
種からでも育てられる野菜
このおすすめの6つの中でも、種からでも育てやすいのは以下の4つです。
もちろん、苗も売ってるので苗を植えて育ててもいいのですが、以下の4つの野菜は種からでも十分育ちやすいので、種から挑戦してみましょう。
- かぼちゃ
- オクラ
- トウモロコシ
- シソ
苗から育てた方がいい野菜はミニトマト
ミニトマトは、種からでも育てられる野菜です。
ですが、私の経験から、トマトは発芽しにくく、なかなか芽が出てくれなくてやきもきしたこともあります。
ミニトマトの種を畑に撒いたことがあったのですが、1個も芽が出なくて、その時はショックでした・・・。
トマトは初心者でも育てやすく、よく学校の夏休みの宿題にもなるくらい育てやすいのですが、発芽しにくいので、どちらかというと苗を購入して、苗から育てた方が失敗しにくいです。
私は、トマトは苗をいつも購入しています
さつま芋は蔓から育てる
芋類を育てる時は、基本的には種芋を植えて育てます。
じゃがいもや里芋、山芋がそうですね。
なので、さつま芋も種芋から育てるのかな、と思うと思いますが、実はさつま芋は「蔓」から育てるんです!
私もさつま芋を育てるために、勉強して初めて知りました。
育てるまでは、ずっと種芋から育てるものだとばかり思っていました。
5月になるとホームセンターで、さつま芋の「芋蔓」が販売されます。
その芋蔓を買って、畑に植えて育てます。
芋蔓は予約しておくのがおすすめです。
販売開始後、すぐに無くなってしまって手に入れられなかったことがあるので、予約しておくと安心ですよ!
ホームセンターのチラシに「予約受付中」と記載されているので、チェックしておきましょう。
5月に植えられるおすすめ野菜の特長と育て方のコツ
失敗しない重要なコツは、梅雨がくる前に植えてしまう、ことです。
梅雨に入ってしまうと、大量の雨で植えた種が流されてしまったり、発芽しなかったりすることがあります。
苗も根が土壌にしっかり根付かず、元気に育たない、最悪枯れてしまうことがあります。
梅雨に入る前に、植え付けは完了させておきましょう!
ミニトマトは苗から育てるのがおすすめ
- 種蒔き:3月下旬~4月
- 苗の植え付け時期:4月下旬~5月中旬
- 収穫時期:7月~10月
★連作不可
ミニトマトはプランターでも育てることができます。
きちんと栽培管理を行えば、10月頃まで長い期間収穫を楽しむことができます。
種から育てるのは難しいので、苗を購入し、苗から育てるのがおすすめです。
雨除けなどもすると実割れしにくくなります。
かぼちゃは人工授粉がポイント
- 種蒔き:3月~5月
- 苗の植え付け時期:4月~6月
- 収穫時期:6月~8月
かぼちゃも種から育てられます。
発芽しやすく、順調に育つのですが、自然に受粉が難しいです。
葉も茎も順調に伸びて育つのですが、なかなか実ができずに困ったことがありました。
自然受粉がしにくく、受粉の手伝いをした方がいいようです。
かぼちゃも何度か育てたことがありますが、雌花も雄花に比べて少ない咲く頻度や数が少ないようです。
雌花を見つけたら、雄花を雌花にくっつけて人工的に受粉をさせてあげましょう。
ほっといてもなかなか実がならないので、受粉を手でやった方が、実ができやすくなります。
オクラは実ができたら早めの収穫を
- 種蒔き・苗の植え付け時期:5月頃
- 収穫時期:7月~9月
オクラは種から育てやすい野菜です。
暑さに強く、病害虫の心配もあまりないので手間がかかりません。
初めての方でも失敗なく育てることができます。
1つ注意点としては、収穫のタイミングです。
オクラの成長は早いです。
実ができ始めたら、あっという間に大きくなります。
早めに収穫しないと、気がついたら大きくなり過ぎて皮が硬すぎて食べれない、ということになるので、早めに収穫をしてしまいしょう。
ちょっと目を離した隙に大きくなってしまうので、皮が硬くなってしまったオクラは茹でても硬いままです。
これで結局食べれなかったこともあります。
収穫時期は毎日見に行った方がいいかもしれません。
ホント、あっという間に大きくなるんですよ!
トウモロコシも人工授粉が必要。複数株で育てるのがポイント
- 種蒔き:4月~5月
- 苗の植え付け時期:5月~6月
- 収穫時期:7月~9月
トウモロコシは種からでも育てられます。
肥料食いと呼ばれるほど、肥料が必要になる野菜です。
肥料切れを起こさないよう注意しましょう。
トウモロコシもかぼちゃと同じで自然受粉が難しいので、人工的に受粉をさせてあげます。
上に生えてくるのが雄穂を切り取って、雌穂に擦りつけるようにして受粉させます。
受粉をさせるのは、違う株のトウモロコシ同士で行う必要があります。
違うトウモロコシ同士で受粉をする必要があるため、トウモロコシは複数株で育てる必要があります
トウモロコシの詳しい育て方はこちらの記事に載っているので参考にして下さい。
シソは1度畑に植えると勝手に生えてくる
- 種蒔き:4月下旬~5月
- 苗の植え付け時期:5月下旬~6月
- 収穫時期:6月下旬~9月
シソも種から育てやすい野菜の1つです。
よく見かけるのは、大葉と呼ばれる緑のシソですね。
シソは緑のものだけでなく、赤色のシソもあります。
プランターでも栽培ができるので、ベランダとかに置いて、必要な時に収穫して料理に使うのもおすすめです。
畑で1度育てると、次のシーズンになると勝手に芽が出て大きくなってくれます。
結構あちこち生えてきて、シソで畝が埋まってしまうこともあるので、芽が出てきたらある程度抜いてしまった方がいいかもしれません。
私のように勝手に生えてきてくれることを希望するなら、種が出来て枯れるまでそのまま置いておきましょう。
シソは連作もOKなので、地面に落ちた種がまた芽を出し、次のシーズンでシソをまた楽しむこともできます。
さつま芋は頻繁な水やりも肥料もいらないので育てやすい
- 植え付け時期:5月~6月中旬
- 収穫時期:9月下旬~11月上旬
さつま芋は、芋づるを購入し、芋づるを土に挿し込んで育てます。
痩せた土地を好むので、肥料をやり過ぎてしまうと蔓ボケをおこし、育ちにくくなります。
連作も可能で、乾燥した土を好むため、水やりを何度も行う必要もありません。
植えたらほぼ放置で育つので、初めてでもとても育てやすい野菜です。
さつま芋の手入れとして必要なのは、「つる返し」です。
育てると分かるのですが、さつま芋の蔓はかなり伸びます。
伸びた蔓が地面に根を張っていくので、地面から離す作業を行いましょう。
さつま芋はいつもほぼほったらかしで育ててます。
痩せた土で育てられるし、水やりもあまりいらないのでとても楽ですよ。
ただ、蔓がかなり伸びて畑中に広がるので、適宜「つる返し」をしたり、あまりにも長すぎる蔓は定期的に切るようにしています。
失敗を恐れずにどんどん挑戦していこう
この記事では初めてでも育てやすい、5月から植えられる野菜をご紹介しました。
失敗しないためのコツとしては、種蒔きや苗の植え付け時期を守ることです。
春から育てる野菜の多くは、梅雨に入るまでに植え付けを終わらせてしまいましょう。
初めてでも種から育てられる野菜もありますが、苗から育てる方が育てやすい野菜もあります。
再掲しておきます。
「種からでも育てやすい野菜」
- かぼちゃ
- オクラ
- トウモロコシ
- シソ
「苗からの方が育てやすい野菜」
- ミニトマト
「蔓を購入して育てる野菜」
- さつまいも
トマトは種からでも育てられますが、発芽しにくく、特に初めての方には難しいです。
小学生の夏休みの宿題になるくらいだから種からでも育てられると思って、種を購入し、種を蒔いたのですが、全く発芽せず、ミニトマトができなかったことがあります。
私は家庭菜園を始めて6年になりますが、それでもミニトマトを種から育てるのを失敗することがあるので、苗を購入して育ててます。
家庭菜園に失敗はつきものです。
失敗してしまっても、何がいけなかったのかその時に学び、次に活かせればいいんです。
私もいまだに失敗することはよくあります。
気を張らず、気楽に、でも学ぶことも忘れず、失敗を恐れず楽しんでやっていきましょう。