じゃがいもは家庭菜園の定番野菜ですよね。
私も春と秋は必ずじゃがいもを育てています。
今回は、じゃがいもを収穫し終わった後の植える野菜についてお伝えしていきます。
じゃがいもは連作障害を引き起こす野菜なので、じゃがいもの後作は気を付ける必要があります。
じゃがいもの後に何を植えたらいいのか分からない
という方はこの記事を参考にして下さい。
じゃがいもの後に植えてはいけない野菜も一緒にお伝えしていきますよ。
春じゃがいもの後に植えられるおすすめ野菜
まずは春に収穫するじゃがいもの後に植えてもいい・おすすめ野菜をご紹介していきます。
春のじゃがいもの後に植えるおすすめ野菜は、ずばり、マメ科の野菜です。
じゃがいもを収穫した後からでも育てられるマメ科の野菜としては、
- 枝豆
- インゲン
があります。
インゲンはつるなしとつるありがあり、つるなしインゲンは支柱やネットを立てる必要がないので、作業の手間が省けますよ。
つるありだと、収穫後の片付けが手間なんですよね。
蔓がネットに巻きついて、いつも取るのに苦労しています。
枝豆もインゲンもどちらも初心者でも簡単に育てられる野菜なので、おすすめです。
さらに、マメ科の植物は根に根粒菌という土壌改良に役立つ菌と共生するため、じゃがいもを育てた土壌の改良にも効果を発揮してくれます。
豆も美味しく食べられ、さらに土壌改良効果もある一石二鳥の野菜です。
秋じゃがいもの後に植えられるおすすめ野菜
秋じゃがいもの収穫後は、冬から春にかけて育てられる野菜を植えるのがおすすめです。
一見、秋じゃがいもの後に植えられそうな野菜が少ないように感じるかもしれませんが、意外にあるんですよ。
「秋じゃがいも収穫後におすすめの野菜」
- ほうれん草
- 小松菜
- エンドウ豆(絹さや、グリーンピースなど)
ほうれん草や小松菜は、春じゃがいもの後でも植えられる野菜です。
ですが、春じゃがいもの後の時期に栽培すると、虫食いが多く、冬より育てるのが難しいです。
私も挑戦してみたのですが、茎や葉が大きくならず、虫にやられて、生育が良くありませんでした。
ですが、虫が少ない冬の時期に育てると、虫の被害もなく、またほうれん草や小松菜は冬の寒さにも強い野菜ですので、とてもおすすめです!
そして、秋じゃがいもの後もやはりマメ科の野菜も良いです。
秋じゃがいもの後に植えられるマメ科の野菜としては、エンドウ豆があります。
エンドウ豆は春のイメージが強いかもしれませんが、種蒔きや苗の移植は11月~12月頃に行います。
小さい苗のうちに冬を越させ、無事に越せれば、春になると一気に成長して、実が付き始めます。
私は毎年エンドウ豆を育てています。
簡単で、ほとんど手が掛からないので、初心者の方にもおすすめの野菜ですよ。
じゃがいもの後に植えない方がいい野菜
じゃがいもは連作障害を起こす野菜です。
ですので、じゃがいもを育てた畝の場所は2~3年はじゃがいもを植えない方がいいです。
でも、その間、野菜を育てたいですよね。
その間は、別の野菜を植えるのはOKです。
ですが、じゃがいもの後に植えてはいけない野菜があるので、これはしっかり覚えておいて下さい。
「じゃがいもの後に植えない方がいい野菜」
- じゃがいも
- ナス科の野菜(トマト、ナス、ピーマンなど)
- ウリ科の野菜(かぼちゃ、きゅうりなど)
じゃがいもはナス科の野菜になります。
なので、同じナス科の野菜(トマト、ナス、ピーマンなど)を植えてしまうと連作障害を引き起こし、病害虫が増え、生育が悪くなってしまいます。
また、かぼちゃ、きゅうりなどのウリ科もじゃがいもの後作に向きません。
ウリ科とナス科は相性が悪いので、生育が悪くなり、病気にもなりやすくなります。
じゃがいもの後なら、ナス科・ウリ科以外の種類の野菜で、根野菜以外がおすすめです。
葉物野菜やマメ科などが適しています。
まとめ
じゃがいもの後作に何を植えるかによって、野菜の生育に影響が出てきます。
「じゃがいもの後作におすすめの野菜」
- マメ科(枝豆、インゲン、エンドウ豆)
- 葉物野菜(小松菜、ほうれん草)
これらの野菜は初心者でも簡単に育てやすいので、とてもおすすめです。
小松菜やほうれん草は、冬の時期に育てる方が育てやすいです。
もし、まだ植え付け時期が間に合うようなら、秋じゃがいもの後にキャベツや白菜を育ててもいいですよ。
私としては、1番おすすめは、マメ科です。
じゃがいもの後に野菜を作る場合に覚えておいて欲しいことがあります。
それは、じゃがいもは連作障害を引き起こすので、同じ科の野菜と相性の良くない野菜を後作に選ばないこと!
「じゃがいもの後に植えない方がいい野菜」
- ナス科(じゃがいも、ナス、ピーマン、トマトなど)
- ウリ科(かぼちゃ、きゅうりなど)
これだけは覚えておいて下さいね。
この記事が参考になると嬉しいです。
一緒に家庭菜園頑張りましょう!